職業消滅時代の適応を可能にする強くてしなやかなキャリアクリエイションの実現
キャリアデザイン

実施概要

  • 所要日時:約半年(2日間のショートバージョンも提供可能)
  • 適正人数:12名まで
  • 対象層:管理職、チームリーダー、スタッフ(3年目以降)
  • テーマ:リーダーシップ/マインドセット転換/キャリアデザイン

このような組織・人材課題にお答えします

  • 社員の疲弊感が高まっており、慢性的なモチベーションダウンが問題になっている
  • 「個人がしたいこと」と「会社が求めていること」の一致を図ることで組織パフォーマンスを上げたいと思っているものの、目の前の仕事に追われる状態になりすぎていて、自分の将来に不安を感じている社員が多い
  • 社員のリテンションを図っていくために社員個人のキャリアデザインが急務になっている

プログラム概要

当プログラムは、キャリア形成においてスキルや職務経験をどのように積み重ねるのかという観点ではなく、キャリアを形成する上での成人発達に根差した自分自身の軸創りとシナリオプランニングをメインコンセプトとしています。

従来の自己分析においては、過去の経験を「分析」することで自己理解を高めることが主眼に置かれています。しかしながら過去の出来事は、本当の自分を映し出しているとは限りません。それにも関わらず、過去の中に自分の姿を意味づけようとししまった結果、否定的なセルフイメージを強化してしまったり、過去の職務経歴自体が自分自身のアイデンティティであるものとして自分を制約しすぎてしまったりしてしまいかねません。その結果、自分自身のキャリア上の軸を歪めてしまうことも生じえます。

また、環境変化が激しく、テクノロジーの進化が目覚ましい現代においては、職業そのものが消失するという事態が生じえます。

そうした時代の変化においては、従来型のキャリアの蓄積が将来を約束してくれるとは限らない状態にあるばかりか、適宜、情勢判断をしながら、しなやかに自分のキャリアを変えていくことが求められます。

当プログラムでは、強くてしなやかなキャリア形成のためには、以下の三つの軸が必要になると考えています。(図1)

図1強くてしなやかなキャリア形成のための三つの軸

1強くてしなやかなキャリア形成のための三つの軸
  1. 人生の目的に根差した軸創り

    職業そのものが消失する時代においては、自分のアイデンティティと化している「過去、積み上げてきたもの」が崩れてしまった結果、自分を否定されたかのような事態に陥ってもおかしくはありません。そうした「アイデンティティの危機」に陥ることなく、力強くキャリアを構築していくためには、自分自身の人生の目的に根差した軸が必要になります

  2. 未来シナリオの想定

    不確実性の高い状況においては、キャリア上起こりうることの大部分を予測することには困難を伴います。「出たとこ勝負」のキャリア形成では、柔軟性が乏しく、結果的に選択肢が狭められてしまいます。

    しなやかなキャリア形成のためには、自分自身の人生、会社の状況、社会情勢の三側面を念頭において、確実に起きうることと、不確実なことを整理し、「起こりうる未来シナリオ」をいくつか想定したうえで、どのシナリオに転ぶとしても必要になることを見極めていくことが大切です。

  3. 経験・実績の蓄積

    従来のキャリア形成でも求められてきた経験によって積み重ねられるスキルや知識、職務経歴等の実績などを指します。

当プログラムでは、強くてしなやかなキャリアデザインを可能にするために、U理論をベースに独自開発された自己内省プロセスにより、自分自身をより深く掘り下げて参ります。プレゼンシングの状態から出現する本来の自己(オーセンティックセルフ)によるキャリアデザインをご提供いたします。

当プログラムが生み出す効果

  • 自分自身の人生の目的を軸として発見することで、自分自身の人生の土台ができたという確信が得られる
  • 自分自身の人生、会社の状況、社会情勢の三側面に着眼した形で未来シナリオを想定したところから、キャリアデザインを考えられるようになる
  • 「個人がやりたいこと」と「会社が求めている」ことの高度な一致をはかれるようになる。

当プログラムの着眼点・アプローチの概要

当プログラムでは、強くてしなやかなキャリア形成の三つの軸を深堀していく形で内省を深めてまいります。

その内省を深めていく上で、三つの軸をバラバラに検討するのではなく、U理論をベースにプログラム展開していくことにより、人生の目的に根差した軸を土台としたところから、有機的なキャリアクリエイションを可能にしてまいります。(図2)

図2:U理論をベースにしたキャリアデザインプログラムの展開プロセス

図2:U理論をベースにしたキャリアデザインプログラムの展開プロセス
  1. ステップ1既存のキャリア観の整理と検証

    キャリアやキャリアデザインというものに対して、人はそれぞれ独自の観点をパラダイムとして保有しています。そのキャリア観の柔軟性が高く、時代の状況に合わせて検証されている人であればあるほど、自分自身のキャリアに対する自律的でしなやかな取り組みがなされている傾向があります。それに対して、従来型のキャリアの観点だったり、独自のキャリア観に縛られていたりする場合は、対策が十分とはいえない傾向が見受けられます。

    参加者個々人が抱いているキャリア観・キャリアパラダイムを整理し、その有効性を検証することで、新しいキャリア観・キャリアパラダイムを受け入れられる状態を作り出します。

  2. ステップ2過去の経験・実績の棚卸

    参加者自身がこれまで培ってきた経験・実績の棚卸をし、自分自身の手で可視化します。職務経歴やスキルだけでなく、過去のどの経験が自分の礎になっているのかも含めて棚卸をしていくことで、自分自身の人生の目的につながりうるものも素材として整理します。

  3. ステップ3キャリアシナリオプランニング

    自分自身の人生、会社の状況、社会情勢の三側面において、確実に起こりうることと、起こりうるかどうかは不確実でありながらも、自分自身への影響が大きいと思われるものの要素を洗い出し、その組み合わせによって自分の将来に降りかかりうるシナリオを整理します。

    そのうえで、自分自身にどんな変化が問われているのかを内省します。

  4. ステップ4既存マインドセットの限界の自覚

    これまでのキャリアは、自分自身の既存のマインドセットに一貫した形で蓄積されてきているという前提に立って、自分自身の人生を振り返るのとともに、そのマインドセットを継続させた場合に起こりうる未来を直視します。

    既存のマインドセットの限界を自覚することを通して、自分にどんな変化が本質的に問われているのかを見出していきます。

  5. ステップ5葛藤の超越支援

    既存のマインドセットによって構築された慣れ親しんだ環境や状況(コンフォートゾーン)を超えて新たな変化を生み出そうとした場合、変化を起こすことに対する抵抗の一つとして恐れの感覚が生じやすくなります。その恐れを超えて一歩前進する選択の機会を創出します。

  6. ステップ6 沈黙との対峙

    葛藤を乗り越えて一歩前進するにあたり、自分自身に本当に何が問われているのか、一度きりの人生において、何を自分は本当には実現したいのかに対しての深い内省を行います。そのために、沈黙の時間を確保し、自分自身としっかり向き合える環境を作り出します。

  7. ステップ7人生の目的の創発

    沈黙の時間の中で立ち現れてくるイメージや感覚などを拾い上げ、自分自身の人生の目的を創発します。

  8. ステップ8キャリア青写真の作成

    未来から創発された人生の目的を元に、自分自身の人生の青写真を描きます。何を実現したいかという観点だけでなく、キャリアをどう終えたいかを描くようにすることで、今後のキャリア展開上の軸を確立します。

  9. ステップ9ロードマップデザイン

    キャリアシナリオプランニングで制作したシナリオと照らし合わせながら、キャリア青写真を元に、今後のロードマップをデザインしていきます。ターニングポイントとなりうる、起こりうるキーイベントの時点でどうなっていたいかを具体的に描くことで、キャリアを自分なりのロードマップとして描けるように促します。

  10. ステップ10日常生活への落とし込み

    研修だけの一過性の取り組みとならないよう、日常生活に落とし込むためのマインドセット転換手法を紹介し、フォローアップを行います。望んでいる状態への到達を妨げる阻害行動の克服を図ります。

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