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月の裏側を覗きに行く

2020年6月23日​ 中土井 僚「日々是内省」


何かの可能性が開かれるとき、これまで出来なかったことができるようになる、手が届かなかったことに手が届くようになるという体験になる人は多いのではないでしょうか。

それはまさに、扉が開くように次の領域に飛び込んでいくような感覚もあります。


一方、私の中では謎が解明されるかのように、そこにもともとはあったものが「紐解かれる」、「姿を現す」かのように可能性が開かれるような感覚になることもあります。


特に可能性の領域が開かれた瞬間は、自分はいったい何をこれまでみていたのだろうかと言わんばかりに、世界の側が全く違った様相を見せてくれるかのような感覚になることは少なくありません。


「世界はもともとそうであったのに、知らないのは人間(私)の側だった」


ということを思うとき、いつも、「月の裏側」のことを思い出します。


私は10代のころ、「月の裏側」の写真を始めてみた時に衝撃を覚えました。


月は常に地球にはウサギが餅つきをしている表側しか見せておらず、裏側を見せることはないということなのですが、あまりも普段見ている月の表面と大きく違った上に、人類がロケットによって月の裏側までいくまでは、人類は誰も月の裏側をみたことがないものの、そこにはずっと裏側があったということに不思議な感覚がありました。


私たちが激動する世界の中を生きていく上で、「この先がどうなるのか?」という姿勢で世界と向き合うことも可能ですが、もしかしたら「世界から何が紐解かれようとしているのか」という姿勢によって向き合うことも必要なのではないかとよく思います。


そんな風な思いをもっていたところから、成人発達理論のフロントランナーである加藤洋平さんと以下のようなタイトルで対談をさせていただけることになりました。


『オンライン時代が紐解く人とチームの未知なる可能性』

  ~With/After コロナにおいて、何が起きるのか?どう乗り越えるのか?ではなく「何を生きるのか?」~


サブタイトルとして書かせてもらっている、「何が起きるのか?」「どう乗り越えるのか?」ではなく、「何を生きるのか?」となっているのは、私たちが触れることのなかった可能性が紐解かれていくとしたら、それは一体何だろうか?という問いの中から生まれています。


加藤さん、対談セミナーの主催者でいらっしゃる嶋内さんと共にこの問いをつむがせてもらいましたが、この問いに導かれるように対談が進んでいく感覚を今から予感しています。


皆さんとともに、「月の裏側」を覗き込みにいく時間としてまいりたいと思いますので、万障お繰り合わせの上ご参加くださいますようお願いいたします。



対談イベント・開催概要

  • 日程:7月10日(金)18:30~20:00

  • 場所:ZOOM(主催元より参加者の方に後日zoomURLが送付されます)

  • 参加費:5,000円

  • 詳細・申込み:https://peatix.com/event/1525093/ ※なお、参加申込後の変更・キャンセルについては、セミナー主催者に直接お問合せください。

  • 主催:株式会社アントレプレナーファクトリー




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