変革への意識改革

変革を自分ゴト化し、価値創出に向けて
力を合わせられる意識改革を実現するには?

icon02.png

このような状況・症状にお悩みではありませんか?

  • 先行きが厳しいのは明白なのに関わらず、社員に危機意識が感じられない

  • 何か新しい動きをしようとしても現状維持姿勢が強く動きが遅い

  • 社内で変革が叫ばれているが、単なるスローガンにとどまっている

  • 言われたことや目の前のことには真面目に取り組むものの、後手に回っている感が否めない

なぜ、そのような状況・症状が生み出されてしまうのでしょうか?

「危機が刻一刻と迫っているのに、変革が思うように進まない・・・」

それは多くの会社が頭を抱えている現実なのではないでしょうか?

トップレベルの人材を有する超優良企業であったとしても、事業売却や海外企業による買収の憂き目にあっていることを見るにつけ、変革は容易ではないばかりか、危機的状況になることが変革を可能にしていくとは限らないという事実を示唆しています。

危機的状況は確かに社員の目を覚まさせることになりえますが、多くの場合、それに気づいた時には手遅れとなることが多く、低い視座とパニック状態で打ち出される数々の施策は裏目に出ることになり、さらに破たんを加速させるということが起こりえます。

なぜ、変革が進まないのかの原因について、多くの場合、企業体質や企業文化、現状維持姿勢、社員の能力、社長その他の組織長のリーダーシップ不足、あるいは世代による違いとして帰結しがちです。

それらは確かに大きな一因ではありますが、そこが変革を成功させるためのレバレッジポイントとは限りません。

同じく変革をさまたげる一因でありながらも、そこにアクセスできれば変革成功のためのレバレッジポイントになりうる可能性を秘めているものがあります。それは「起こりうるネガティブシナリオを直視し、健全な危機意識を醸成することができず、またそれを組織で共有できない」というものです。

通常、人間は正常化バイアスというものを持っており、どれだけ危機的な状況であったとしても「まだ、大丈夫」と自分の認知を歪めてしまう傾向にあります。

健康診断の数値が年々悪化していたとしても、ひどい数値を見た初回は驚いたとしてもそのうちに慣れてしまい、翌年はそれよりも数値が悪化していたとしても意に介さないということが他の誰のものでもない自分自身の健康に対してすらも起きえます。

それが自分とは独立した別個のものとして感じやすい会社のことになれば、なおさら意に介せなくなるのは当然のことと言えます。

仮に一部の人がその危機的状況を察知できていたとしても、自分一人では何も変えられないので、変化を起こすために、他の人を巻き込もうとしても、それぞれが正常化バイアスを起こしていたり、目先のことでいっぱいになっていたりするために、賛同が得られず、孤立してしまう恐れからそうした働きかけを止めてしまうということがそこかしこで起きてしまいます。

それが変革の大きな足かせの一つになっています。

その一方で、それは認知の問題、すなわち、物事のとらえ方に起因するものである為、その転換を図ることは可能です。

オーセンティックワークスの着眼点・アプローチの概要

当ソリューションにおいては、起こりうるネガティブシナリオを直視し、健全な危機意識を組織全体で醸成・共有できるようにプロセスをデザインしてまいります。

これらを実現し、そのための変革施策を実行に移していくために、7つのステップ(図1)を原則として推進してまいります。

図1:意識改革の7ステップ

solution09_1.png

Step1 現状認識の観察と共有

変革の指示がトップダウンのものであったとしても、新たな方向性に対する必要性の認識が醸成されていないと、組織の免疫システムにより抵抗に合う可能性があります。

変革の必要性は、現場に何かしらの問題として生じ始めている可能性が高いため、それぞれの立場で何を観察しているのかの共有から始めます。

そうした観察を共有することで、「個人」という部分が問題を捉えるのではなく、「組織」という全体が問題を捉えることを可能にしていきます。

Step2 現状維持・他責姿勢に陥っていることへの自覚の促進

共有した現状認識の背後にある構造を明らかにし、「他の誰でもない自分自身がその構造にはまり込んでいる登場人物の一人である」と自覚できるように内省の機会を提供します。

それにより、自分自身の現状維持や他責姿勢が問題を助長してしまっているという自覚を促します。

Step3 既存のパターンの限界を自覚

自分達が問題処理のために行っているパターンを洗い出し、その既存のパターンがこれまでに生み出してきた価値と副作用を整理する機会を提供します。それにより、既存のパターンを繰り返したとしても、そこには現状を打破できるものは何もないという気づきに到達できるように促します。

Step4 起こりうる結末の直視による健全な絶望感の醸成

自分達が陥っている構造と問題処理のために行っているパターンとを照らし合わせ、それらの組み合わせによって起こりうる未来は何かを共同内省します。

その先に起こりうる未来を直視した結果、生じうる健全なる絶望感による危機意識を醸成します。

Step5 当事者意識に基づく自己開示と相互理解

”同じ船”に乗る運命共同体として社員同士で膝を突き合わせて、当事者意識を持った深い内省とそれに基づく自己開示を行うことにより、深い相互理解と一体感をもたらします。

Step6 共創ビジョンの構築

社員間で生まれた相互理解と一体感を土台とし、どんな未来を実現したいのか共創的な対話を行います。

Step7 新しい協働のためのルール作り

共創ビジョンの実現に向けた新しい協働のための心がけや変革の実現に向けた構造作りを行い、新しい行動パターンの創出と定着を可能にします。

当ソリューションによって期待される効果

  • 自分たちが陥っている状況の理解が深まり、自分ゴト化する

  • チームや組織で力を合わせて、変革への行動が生まれることで「うちの会社はやっても変わらない」という考えが変わり前向きな推進意欲が生まれる

  • 変革を阻む強力な固定観念を克服し、新しいマインドセットで物事に取り組めるようになる