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激変する環境下においても
高度なチーム運営を可能にするチーミング方法論

自己組織化チーミング手法「SOUNDメソッド®」
SOUNDコーチ養成講座初級編

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実施形態:公開講座

所要時間:対面講座1日間 +オンラインフォローアップセッション

テーマ :チームマネジメント/チームミーティング/チーミング/ファシリテーション

「心理的安全性」の次にくるものは?

Googleのプロジェクトアリストテレスに端を発して以降、「心理的安全性」が非常に取沙汰されるようになってきました。それは『仲良くなることだけではない』とは言われているものの、心理的安全性にばかり重きが置かれすぎているのではないかと、漠然と感じている人も多いのではないのでしょうか? 

実際にチームの心理的安全性を提唱したエイミー・エドモンソン教授が心理的安全性の次に来る姿を提唱しています。 しかし、そのことは意外と知られていません。 

その概念とは、「チーミング」と呼ばれるものです。

彼女は「チーム」と「チーミング」を別の概念として位置付けています。 
「チーム」は、オーケストラのようにそれぞれの役割が明確に固定されており、 共に習練を重ね、時に共に互いの人間性や歩んできた人生についても理解しあいながら築いていく「名詞」として位置づけられるものであると述べています。 

それに対し、「チーミング」は激変する環境のなか、迫りくる課題がある一方でメンバーが頻繁に入れ替わってしまい、チームとは呼べない状況下ですらも協働を可能にしていくための動的な活動であり、
「動詞」にあたるものだと位置づけています。 

名詞としての「チーム」を育てていくためには、チームビルディングが必要となりますが、 
動詞である「チーミング」には、協働のためのリテラシーがメンバーに求められます。 

心理的安全性を土台として、次に創り上げていくもの。それがチーミングリテラシーです。 

本コースは、自己組織化チーミング手法「SOUNDメソッド®」のベースとなる考え方やメソッドの全体像を知る1日コースです。 
主に「SOUNDカード」を活用した対話の場づくりを体験することで、SOUNDメソッド®の本質的な価値やミーティングファシリテーションのマインドセットを掴んでいただきます。 
加えて、チームマネジメントやチームミーティングに応用できる具体的なノウハウもお伝えしていきます。 

​言えないことが話せてしまう「SOUNDカード」

グループダイナミクスの壁を乗り越え、組織に新しいパターンを持ち込むことを可能にするのが「SOUNDメソッド®」に基づいて開発された「SOUNDカード」です。 
定められた手順に沿ってSOUNDカードの問いに答えていくだけで 
「実は薄々そう思ってたんだよね」 と誰もが常日頃から思っていたことを自然に話すことができ、そこから次なる行動が生み出せるようになります。 
SOUNDカードによってメンバーの胸の内を自然に明かしあったところから、全員が当事者意識を持って関われるアクションプランの創出を可能にしていきます。

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©Authentic Works inc.

こんな課題に役立ちます

  • チームのまとまりを感じづらくなっている 

  • 見て見ぬふり、他人事化が蔓延している 

  • 促されなければ発言しないメンバーが一定数いる 

  • リーダーの抱え込み、パワハラ発言が問題視されている 

  • 見ている方向がバラバラな感覚があるものの、誰も踏み込もうとしない 

  • 表面的なやり取りに終始し、腹の探り合いになっている 

  • 影響力が強い人の顔色を伺いながら仕事をするメンバーがいる 

  • エンゲージメントサーベイの結果が低調な状態が続いている 

  • 新しく加わったメンバーや新入社員が定着しない 

  • リモートワークになってから雑談が少なくなったという声が聞かれる 

  • ビジョンや方向性が腹落ちしないということを理由に全力を尽くさないメンバーがいる 

  • 離職が激しく、人が短期間で入れ替わる 

当プログラムが目指す状態

  • 激動の時代におけるプランニングとチーム運営の新しいパラダイムについての新たな視座が得られている  

  • いつ何時であっても未来を見据えた協働を繰り出し続ける方法論についての理解が得られている  

  • SOUNDカードを使ったセッションの実施ができるようになっている 

 

当プログラムの特徴

  • 『チーム』にまつわるパラダイムシフト: 
    「SOUNDメソッド®」を通して、「当人たちも『チーム』としての認識や
    自覚を伴わないままでも協働を可能にしていくための動的な活動」であるチーミングについて
    理解を深め、 メンバーのチーミングリテラシーを高めるための効果的なかかわり方を
    習得することができます。 
     

  • 「SOUNDカード」体験に基づいた活用ノウハウの習得: 
    「SOUNDメソッド®」に基づくSOUNDカードを使った対話ワークを実際に体験いただくことでSOUNDカード活用のコツやポイントを理解する講座となっています。 
    講座終了後、すぐに様々なファシリテーション場面での活用が見込めます。 

参加者の声

・「チームとして動いていく重要性は理解しつつも、チームビルディングはあまりにも時間がかかるということ、人の入れ替えがあったとたんにタックマンモデルにおける”フォーミング”に戻ってしまうことから、もっとスピーディーにチーム化できる手法を探していました。体験を踏まえて非常に便利に使えそうだという実感があるので活用していきたいです。(30代・IT会社役員)」 
 

・「講座の翌日にさっそく大学生になる娘とカードをやってみました。「持続可能な社会の実現に向けた取り組みについて」というテーマで取り組みましたが、カードを使って対話することで照れずにまじめな話を面と向かってすることができたのが、すごく印象的で、うれしかったことです。(40代・人事役員)」 

 
・「企業だけでなく自治体などの現場でも使えそうな気がしました。セッションでの体験を通して普段はあまりアウトカムを意識せずに解決策を考えていますが、カードを使って問いわれることでアウトカムに意識が向くと思いました。「面白いので、とにかく1回やってみませんか」と皆さんに紹介していきたいです。(50代・教員) 

 
・「通常、何か対話を持つときは、だれか一人が掲げた問いを共通のものとしてそれに答えを出すのが多く、またその問いを立てることを全員で合意したり確認を実はしていない…という状況かと思うのですが、SOUNDカードを用いて、それぞれが選んだ問いをバラバラに選んでいるのにストーリーとして成立するのが非常に興味深かったです。(40代・自営業 組織開発ファシリテーター) 


※「自己組織化チーミング手法 SOUNDメソッド」及び「SOUNDメソッド」はオーセンティックワークス株式会社の登録商標です。

​※本講座は株式会社ミライバとの共同開催となります。

講師紹介

中土井 僚
Ryo Nakadoi

オーセンティックワークス株式会社 代表取締役

社団法人プレゼンシングインスティチュートコミュニティジャパン代表理事 

特定非営利活動法人 Reach Alternatives (REALs)理事 

株式会社ミライバ 取締役 

SOUNDメソッド®考案者
SOUNDカード制作プロデューサー

広島県呉市出身。同志社大学法学部政治学科卒。 
リーダーシッププロデューサー、組織変革ファシリテーター。「自分らしさとリーダーシップの統合と共創造(コ・クリエーション)の実現」をテーマに、マインドセット変革に主眼を置いたリーダーシップ開発及び組織開発支援を行う。 
  
コーチング、グループファシリテーション、ワークショップリードなどの個人・チーム・組織の変容の手法を組み合わせ、経営者の意思決定支援、経営チームの一枚岩化、理念浸透、部門間対立の解消、新規事業の立上げなど人と組織にまつわる多種多様なテーマを手掛ける。 
  
過去に携わったプロジェクトは、食品メーカーの理念再構築、業績低迷と風土悪化の悪循環が続いていた化粧品メーカーのV字回復、製造と販売が対立していた衣類メーカーの納期短縮など100社以上に及ぶ。 
  
アンダーセンコンサルティング(現:アクセンチュア)とその他2社を経て独立。2005年よりマサチューセッツ工科大学上級講師であるオットー・シャーマー博士の提唱するU理論における啓蒙と実績に携わり、現在に至る。 

  
  
<執筆・翻訳・監訳実績> 
・「人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門」(PHP研究所) 
・「マンガでやさしくわかるU理論」(日本能率協会マネジメントセンター) 
・「U理論~過去や偏見にとらわれず、本当に必要な『変化』を生み出す技術~」 
(英治出版)  C.オットーシャーマー著 
・「出現する未来から導く~U理論で自己と組織、社会のシステムを変革する~」 
(英治出版)  C.オットーシャーマー著 
・「なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか~すべての人が自己変革に取り組む「発達指向型組織」を作る~」(英治出版) ロバート・キーガン、リサ・ラスコウレイヒー著 
  

<資格・研修・プログラム等> 
国際コーチ連盟認定資格CPCC(プロフェッショナルコーアクティブコーチ) 
Neuro Linguistic Programming(神経言語プログラミング)プラクティショナー 
CRR認定オーガニゼーション&リレーションシップシステムコーチ 
組織人事監査協会認定パーソネルアナリスト 
ヒューマンサイエンス研究所認定Self Expanding Program認定スーパーバイザー 
GIALジャパン認定 アクションラーニングコーチ 
オープンスペーステクノロジープラクティショナー 
ワールド・カフェプラクティショナー 
ストーリーテリング・プラクティショナー 
プロセス・ガーデナープラクティショナー 
 

永野 直樹
Naoki Nagano

組織人事コンサルタント
ファシリテーター
​キャリアコンサルタント

慶應義塾大学工学部卒業後、約37年ソニーグループにて、コンスーマー向け映像機器、モバイル、モビリティーとその時代を代表する商品開発・先端技術開発に従事。国内、欧州赴任やスウェーデン企業とのJVでのグローバルマネジメント経験から、「人が大切にされ、組織が束縛から解放され持てる力を最大限に発揮する世界」の実現を目指し、人や組織・チームの支援に専念する為に2021年に独立。ソニー社員向けキャリアメンター、キャリアコンサルタント向けグループアプローチ技能講座(厚生労働省指定講座)講師、人材会社でのキャリア関連事業開発とハイブリッド的に活動中。 

岩崎 真也
Shinya Iwasaki

組織開発コンサルタント
​ファシリテーター

三重県伊勢市出身。明治大学政治経済学部卒。​

 

大手アパレル小売業を経て、1997年テンプスタッフ株式会社に入社。営業職派遣事業・営業プロセスアウトソーシング事業の立ち上げ、社内ベンチャー制度による新規事業責任者等を歴任。​

 

2007年テンプスタッフラーニング株式会社 代表取締役社長に就任。マーケティング・営業組織改革を推進し、同社を10年間で約4倍の事業規模に成長させる。また、様々な分野の専門家とのCo-Creationにより「サーベイ&フィードバック」「メンター制度導入支援」などの分野で新しい組織・人材開発プログラムを開発。講師としても多くの企業で研修を実施する。​

 

2017年、同社とパーソル総合研究所の統合に伴い、取締役執行役員ラーニング事業本部長に就任。2018年、これまで取り組んできた経営・マネジメント、新規事業の立ち上げ、営業改革、会社合併とPMI推進などの様々な経験を活かし、組織開発コンサルタント/ファシリテーターとして独立。​

 

2019年株式会社ミライバに参画。「学習する組織」「U理論」などの考え方をベースに、新しい時代に求められる組織の在り方を探求し、組織づくりを支援している。​

伊藤 隆慶
Takayoshi Ito

​組織開発・業務改善アドバイザー

埼玉県出身。明治大学経営学部卒。鉄道をはじめとする交通インフラ機器メーカーにて、販売と生産管理をのべ11年担当。その後、組織開発・業務改善アドバイザーとして独立。独立後は、中小企業向けにテレワークの導入・定着支援のコンサルティング、学校教員向けに関係性の向上プログラム「チームを考える学校」にてコーチングを提供。2022年からは、企業の社外顧問として、業務効率とチームワークを高めるミーティングファシリテーションを実践している。また、副業テノール歌手として、オペラを歌う一面を持つ。 

松尾 尚洋
Naohiro Matsuo

オーセンティックワークス
リーダーシッププロデューサー・組織開発コンサルタント

大学卒業後、ボストンコンサルティンググループに入社。新興国の戦略立案や国内の成長戦略立案・実行支援など、大手企業の経営課題に取り組む。
その後、事業会社に移り、エムスリーでは取締役副社長とし子会社の経営に携わる。
経営者として仕事を進める中で、「人間の純粋な想いが形になる社会を創りたい」との自分の願いが明確になり、オーセンティックワークス株式会社に参画し活動の場を広げている。

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