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ベースとなる理論

内的変容から始まる外的変革の実現を目指した理論と実践の統合。

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環境変化が激しく、複雑さを増し続ける世界において人と組織、そして企業経営に根本的に問われていることは次の三つであると考えています。

 

  1. 一人一人が自分らしく充実感を伴って生き、貢献意欲に根差した活動が、深さを増していきながら、広がり続けていくために必要なことは何か?

  2. いかに急激な変化に見舞われようとも、その環境に適応しつつ、組織がその存在意義を全うするべく、進化を遂げ、価値を生み出し続けられるようになるために、問われていることは何か?

  3. 待ったなしの地球環境において、企業が社会的責任を果たすべく、変革を果たさなければならないことは何か?

 

これらの問いは、二つの大切なことを示唆しています。

一つは、個人と組織と社会は不可分に結びついており、そのいずれかが犠牲を伴う、誰かに押し付けるといった伴う形では、私たちが望む未来にはたどり着くことはできないということ。

もう一つは、これらの実現のためには、目に見える外的な変革だけでなく、目には見えない私たちの内面の変化、すなわち内的な変容も必要としているということです。

 

内的変容から始まる外的変革の実現へ。

この実現を支援するべく、私たちはいくつかの学術理論を土台とし、現場実践を通して体系化を図りながら、その統合を目指してサービスとソリューションを生み出し続けています。

私たちが土台としている主な理論

世の中には様々な経営や事業運営に関する理論が存在していますが、私たちは内的変容から始まる外的変革の実現に関連する理論を主に採用しています。

その柱となるものが、U理論成人発達理論インテグラル理論となります。

U理論は意識の変容プロセスと、外的なイノベーションの創発のためのレバレッジポイントを示していることから、我々のサービス・ソリューションの実践原理として採用しています。

成人発達理論は人や組織がどんな段階をたどって、複雑性に適応する能力を身に着けているのかを表していることから、変革へのロードマップ、変容を下支えする共通言語として活用しています。

インテグラル理論は、より持続可能で、しなやかさのある変革施策をデザインしていく上での着眼点として応用しています。

そして、目指すべき姿として、学習する組織と発達指向型組織を組織ビジョンとしています。

理論を実践的に組み合わせ、エコシステムとして組織に根付かせる

私たちは、一連の理論や組織ビジョンを軸に据えながらサービス・ソリューションとしてクライアントに提供させていただくだけでなく、クライアント企業の中で自立・自律的にこれらの理論を応用実践できるよう支援させていただいております。

そのうえで、これらの理論や組織ビジョンは、バラバラなものではなく相互に関連しあうエコシステムとして、次のような形でサイクル化させていくことで組織に根付かせていくことが可能です。

図1:人と組織の進化を促すサイクル

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