2022年10月5日 NEWS・Blog
9月初めのBlogでご紹介した通り、いま私たちはTeam Journey Supporterのトライアル体験を通して、自組織としての「オーセンティックワークス」にじっくり向き合っています。(Team Journey Supporterの概要は先月のBlogをご覧ください)
AWの伸びしろポイントである”遊びゴコロ”を呼び起こしてみようと人狼ゲームを思う存分プレイしたのが前回。
今月のテーマは、「AWへのアウェアネスを高める」でした。
具体的に取り組んだのは、オーセンティックワークスのパーパス(※注)を果たすために私たちが必要だと思うことと、現状(=サーベイ結果であるチームワークパレットの結果)にギャップがあるとしたら、そのクリエイティブテンションから何を見出せるのか、というチャレンジです。
まずは「私たちが必要だと思うこと」を洗い出していきました。初めは個人ワークです。
29個の項目を、
①絶対必要なもの:7個
②まあ必要なもの:7個
③必要だけどなくても何とかなる:15個
に分類します。
これがなかなかに難しい。そこかしこから唸る声が漏れ聞こえていました(笑)
どれもこれも組織運営・事業経営に欠かせないと思える項目を、あえて絞り込むというプロセスが、思考をストレッチさせられる体験でした。
もし皆さんが、ご自身の組織について同じように項目を選ぶとしたら、どんな結果になるでしょうか?
さて、何とか①・②・③の分類を終えたあとは、各自選んだ項目を元にチームの意見にまとめていきます。
こちらはまとめ過程でメンバーそれぞれの『①』をひとまとめに並べたものです。(細かくはヒミツ…ということでモザイクかけております。)
これを、得票順&メンバー間での意見交換を踏まえて整理していきます。一番多かったものは7人中6票集めていました。
(みんなの結果を眺め中)
みんなが①として選んだ項目をまとめたのがこちら。(こちらもモザイク付きで失礼します!)
項目に付いている4色のマークは、お気づきの方も多いと思いますが、Team Journey Supporterでも使われている、「ティール組織」の著者フレデリック・ラルー氏によるグリーン・オレンジ・アンバー・レッドの分類に基づいています。
グリーンが多いのが、特徴的だなと言えますね。
項目を絞り込むための会話・対話を通して多角的に「オーセンティックワークス」を見つめる機会になった印象です。
立ち上がったばかりの組織でこのワークを行うと、育成課題の可視化や目標設定に繋がるなども、起こり得るかもしれません。
相互理解を深めつつ、チームについて考える時間を持ってみるのはいかがでしょうか?
さぁ、次のステップは、現状としてのレポート結果と、理想としてのワークの結果の狭間にあるクリエイティブテンションを見つめてゆきます。
AWというチームを考えるJourney、まだまだ続きます!
※印の補足:パーパスステートメントについて
私たちAWのパーパスは、True Purpose Coarting® のプロセスで紡がれました。
True Purpose Coarting® とは、一人一人にとってユニークな意思決定の源 (”Trusted Source”)を明確化し、対話形式で自らが見出す必要のある事項を掘り下げられるようにすることで、より自分自身にとって意義を感じられるステートメントや意思決定を行えるようになる、というものです。
AWのパーパスがどんな内容なのか、ご紹介させていただきます。
■エッセンス
AWは、本質と智慧の太陽であり、存在意義と勇気が現れる場である。
■インパクト/ブレッシング
AWのインパクトは、本質的な存在意義を問い続け、見える世界を広げ、勇気づけることである。
■ミッション
AWは、人・組織・社会の進化を促し、全ての命が大切にされるためにある
■メッセージ
美しさの本質はあなたの中にある
宇宙の湧き立つプロセスに身をゆだねたとき、私たちは、まだ出会っていない未来に対して開かれる。 世界は美しさでしかない。
形は変わろうとも本質は私の中に在る。
お前も太陽だ。光続けよ、忘れるな、思い出せ。
(記:山根)
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