2017年11月29日
中土井 僚「日々是内省」
手前味噌な話で恐縮ですが、よく、私の話はわかりやすいと言っていただけます。
幼少期の頃から、どちらかというとおしゃべり好きだったことと、周りの人が食いつき気味で私の話を聴いてくれることがうれしかったので、自然とわかりやすくて、面白がってもらえる話し方を心がけるようになっていたのだと思います。
たまに、「どうやったら、わかりやすく話せるようになるんですか?」と尋ねられることと、U理論を紹介させていただく中でのわかりやすさを巡る葛藤により、「わかりやすさとは一体、何だろう?」、「わかりやすさの限界とは何だろう?」と一時期、真剣に考えたことがあります。
特に、わかりやすさの限界について考えるきっかけになったのは、U理論をご紹介することにありました。
U理論は日本に紹介され始めた当初、シャーマー博士の書籍の翻訳本しかありませんでした。
難解で分厚かったこともあり、挫折する人が多かったこともあり、U理論の可能性に触れていただきたい一心で、U理論入門セミナーを開始いたしました。確か、2008年のことだったと思います。
説明に改良を重ねたこともあり、入門セミナーに関してもご好評をいただくようになりましたが、一方で「わかりやすい」と言われれば、言われるほど、時には「これで書籍を読まなくて済みます」といわれたりすることで、「わかりやすくていいのだろうか。自分はわかりやすくすることで、シャーマー博士の意図に反したことをやっているのではないだろうか?」と一時期真剣に悩みました。
特に、最初のコンサルティング会社の同期から「U理論って何?一言で表現して」と若干上から言われたときに、真剣にイラついたりもしました。
その時には、私が言葉を選んでいると「一言でいえないんじゃあ、お前がU理論をわかったことにはならないね。」と追い打ちをかけるように言われ、「一言で言えることは、果たして本当にいいことなのか?たとえば、愛を一言で表現したとしてそれが何の役に立つんだろう?」とまで考えたりもしました。
今では、インターネット上ではU理論をブログなどで要約を紹介される方が多数いらっしゃることもあり、多くの人の目にU理論が知られることが望ましいと思う一方で、それらの投稿のコメントで「今まで読んだ中で最もわかりやすいです!」等のコメントを見るにつけ、複雑な思いは今も若干よぎります。
わかりやすさとは一体何なのか?
わかりやすさの力を高める秘訣とは一体何なのでしょうか?
わかりやすさの限界はどこにあるのでしょうか?
この問いに対する私なりの仮説について、明日(11/30) 23時に配信いたしますLINE@(LINEのメルマガ版)でご紹介させていただきます。
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